仁丹が最も流行した昭和50年代を
タクシーで再現し、若者を中心とした
リブランディングに成功!
- 実施概要
森下仁丹株式会社が実施する「仁丹」リブランディング特別企画である「#タイムスリップ仁丹タクシー」は、昭和時代の大阪でタクシーの運転手が「仁丹」をお客さんに配っていた光景が見られたというエピソードにちなみ、約120年の歴史の中で「仁丹」が最も売れた昭和50年代の光景を車内で再現し、昭和にタイムスリップしたような体験ができる特別なタクシーです。
走行する合計101台のうち1台の車両は、「銀粒仁丹」のパッケージカラーである「緑」と「金」のツートンカラーのデザインを昭和時代のタクシーの定番である「トヨタ クラウン」の外装に施し、車内の至る所に「昭和レトロ」を感じさせる工夫を仕掛け、昭和50年代当時の車内を再現しました。また、対象の全車両にて、降車時に運転手から「銀粒仁丹」を手渡しさせていただくサンプリング施策も実施しました。
- 企画詳細
走行期間 |2024年3月11日(月)~3月24日(日)
走行場所 |東京都内23区、武蔵野、三鷹地区
走行台数 |合計101台
内訳 |Canvas車両100台(国際自動車・大和自動車交通)・フルラッピング車両1台【Canvas車両100台について】
仕掛け①:空車時、モビリティ車窓メディア「Canvas」を活用し、タクシー後方のサイドガラスに「銀粒仁丹」の広告を掲示
仕掛け②:タクシーサイネージメディア「GROWTH」にて「銀粒仁丹」のコンセプトムービーを放映
仕掛け③:乗車した方にオリジナルの乗車証と「銀粒仁丹」を配布
※外装及び内装は通常のタクシーの仕様【フルラッピング車両について】
仕掛け①:外装ラッピング、および昭和レトロをイメージした内装のデザイン
仕掛け②:タクシーサイネージメディア「GROWTH」にて「銀粒仁丹」のコンセプトムービーを放映
仕掛け③:乗車した方にオリジナルの乗車証と「銀粒仁丹」を配布※フルラッピング車両については「Canvas」投影はなし
- 施策の意図について教えてください。
本施策に関しては、仁丹を知らない20〜30代の若年層がメインターゲットであり、若年層に対する認知拡大を一番の目的としていました。また、40〜50代の中高年層においては仁丹に対して古いイメージを持っている方も多いため、中高年層には仁丹の新しさを訴求したいと考えていました。
- 具体的な反響について教えてください。
SNSでは、Xを中心に「実際に食べてみたら美味しかった」等の投稿が多数確認できました。施策を通して、実際に食べてもらうことを重要視していたので、狙い通りの結果でよかったと思います。また、本取り組みをメディアでも多数取り上げていただきました。Webメディアや紙媒体に加えて、フジテレビ「Live News a」に取材していただき、社内外で話題になりました。メディアを通して、より多くの人に新しい森下仁丹を伝えることができたと思います。そのほか偶発的ですが、タレントの鈴木愛理さんが自身のSNSで「この世に一台しかないスペシャルなタクシーに乗車した」と写真と共に発信して下さりました。この発信がネットニュースに取り上げられるなど、良い形で情報の連鎖が続き、PRの効果を最大化することができたと思います。
- 工夫したポイントを教えてください。
外観・内装を含めて車両のデザインにはこだわりました。近未来すぎず、古いイメージは与えないこと、また懐かしさと新しさを両方感じていただけるような温かみのあるデザインを意識しました。全体的に、「銀粒仁丹」の瓶のビジュアルと近しいイメージを再現しました。
▼ラッピング車両 外観(1台)
▼ラッピング車両 内装(1台)
▼Canvas車両100台
▼車内放映動画
▼S.RIDE配車イメージ