完全撮り下ろしの短編映画を自由に選べる“走る映画館”! 約1.8万人に映画の世界観を届け、SNSでの話題化にも成功

代表取締役 / 作詞家・プロデューサー 久保田 徹朗様
- 「TAXIATER」 とは
株式会社ENGINEが主催する「TAXIATER(タクシアター)」は、8月5日の「タクシーの日」を記念して開催された、日本初※のタクシー映画祭です。豪華制作陣が手掛けた完全撮り下ろし短編映画3作品をタクシー車内で上映し、移動時間に新たな映画体験を提供しました。
花王株式会社の「アタック」「ハミング」「キュキュット」がメインスポンサーとして参加し、各ブランドのパーパスを踏襲する形で映画作品及び製品の利用シーンを描く「ブランドプレイスメント」形式の新たな企業タイアップに挑戦。それぞれのブランドとタイアップした短編映画3作品を「TAXIATER」特別車両で上映しました。
タクシーでの上映後には、池袋・渋谷・下北沢の都内3館でも、2026年8月15日から29日までの期間、3作品を同時上映する劇場上映を開催しました。
※株式会社ENGINE調べ(2026年4月)、日本国内における「映画および映画祭企画」として
作品の詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000177657.html
- 実施概要
走行期間 |2026年8月3日(月)〜8月9日(日)
走行地域 |東京都内23区、武蔵野/三鷹地区
車両台数 |100台(大和自動車交通・国際自動車)
内訳:ラッピング車両3台・Canvas搭載車両97台
※期間中、「GROWTH」搭載車両11,500台でも「TAXIATER」の紹介映像を放映
- 企画詳細
①オリジナル行灯付きラッピング車両3台とCanvas搭載車両97台が登場
オリジナルデザインのラッピングと「TAXIATER」ロゴをあしらったオリジナル行灯を設置した特別仕様のラッピングタクシー3台に加え、モビリティ車窓メディア「Canvas」に「TAXIATER」のビジュアルを掲出した車両97台の計100台が東京都内を走行。②オリジナル短編映画3作品を放映
車内では久保史緒里さんをはじめとする豪華キャストが出演し、豪華制作陣による撮り下ろし短編映画3作品を放映しました。乗車直後には、移動時間の情報番組「HEADLIGHT」のMC・森香澄さんが短編映画の視聴方法を案内。タクシー利用者は、3作品の中から好きな作品を選んで視聴することが可能な移動体験を提供しました。③タクシーアプリ「S.RIDE」で指定配車が可能
タクシーアプリ「S.RIDE」から、「TAXIATER」車両を指定して配車することができる設計にしました。④先着5,000名へ、全作品を視聴できるQRコード付き乗車証明証を配布
乗車した方に、オリジナル乗車証明証を先着5,000名へ配布。QRコードから降車後も全作品を視聴できるようにすることで、タクシー車内で生まれた体験を乗車後まで拡張。⑤11,500台のタクシーにて「TAXIATER」の開催情報を発信
タクシーサイネージメディア「GROWTH」11,500台において、乗車直後の注目度が高いタイミングで情報を届けるタイアップ広告メニュー「OPENING NEWS」を活用。「TAXIATER」の開催や車内上映について紹介。▼タイアップ広告メニュー「OPENING NEWS」放映動画
https://www.youtube.com/watch?v=5Er-baH48aA

- なぜ、映画の上映場所にタクシーを選んだのでしょうか。
- 久保田様:
今回の企画で目指したのは、映画作品と生活者が「遭遇」する機会をつくることでした。
映像配信プラットフォームが多様化する一方で、視聴履歴等に応じてコンテンツが届けられるフィルターバブルの中で、作家性の高い作品を新たな視聴者に届けることは日毎に困難になっている印象を受けています。そこで、既存の視聴環境を越えて、生活者にコンテンツを物理的にを届ける方法を模索していました。
タクシーは年齢や性別、趣味・趣向を問わず、生活者に一定時間のコンテンツを届けることができる特性を持ったメディア、改め、スクリーンだと思っています。普段のスマートフォン上の視聴体験では、自ら探さなければ出会えなかった作品と遭遇する。そのような「偶然の出会い」を生み出せる場所として、タクシーを選びました。
- 実施後の反響について教えてください。
- 久保田様:
今回は、乗車直後に移動時間の情報番組「HEADLIGHT」のMCを務める森香澄さんによる案内動画と作品の予告編を放映し、興味を持った方がモニター内のメニューバー(画面下部に表示されているボタン)から好きな作品を選んで視聴できる導線を設けました。
実際に、100台の「TAXIATER」仕様の特別車両では、1週間で約18,000人に短編映画の世界観を届け、約750組の方が車内で作品を選んで視聴してくださいました。
※参考:メニューバー(画面下部に表示されるボタン)の総タップ数も、過去のCanvas施策と比較して約3倍を記録作品や出演者への興味が実際の視聴行動につながり、普段の移動時間が映画を楽しむ時間へと変わったことを数値からも確認でき、目指していた映画と生活者との出会いを実現できました。
周囲からも「GROWTHで映像を見かけた」という声が多く寄せられたほか、100台限定の走行でしたが、知人が流しのタクシーで偶然「TAXIATER」に乗車したという連絡もいただきました。
SNS上では、「車内では途中までの視聴だったので、続きも楽しみたい」「演技と映像美に釘付け」「3作品とも観ます!」といった声が確認でき、作品や出演者、実際の乗車体験に関する投稿も見られました。車内で生まれた映画体験が、降車後の作品視聴やSNSでの発信まで広がったことを、大変うれしく感じています。
また、公開記念イベントの開催とあわせて、テレビや新聞、映画・エンターテインメント、自動車、広告・マーケティング系など多数のメディアに掲載されました。タクシー車内で短編映画を上映するという新しい試みに加え、移動空間を活用した新たな映画体験やコンテンツ戦略として、幅広いメディアや切り口で取り上げていただき、「TAXIATER」が目指す新しい映画の届け方を広く発信する機会になったと思います。
▼Canvas車両イメージ

▼車内サイネージ動画選択イメージ

▼指定配車イメージ

▼オリジナル乗車証明証イメージ

- 今後の展望を教えてください。
- 久保田様:
今回の取り組みを通じて、タクシー上映が、新しい映画の届け方やプロモーションの可能性を広げる一つの方法になり得ると感じました。今後も本企画に共感いただける協賛企業を募りながら、第1回でつくった土台を活かし、来年以降も継続していきたいと考えています。
次回は、映画に登場する商品を実際に車内で体験できるサンプリングや、作品の世界観をより深く感じられる車内演出にも挑戦したいです。映画本編と車内での体験を連動させることで、協賛企業のブランドと作品とのつながりをより印象的に伝え、乗車した方が作品の世界に入り込める映画体験へと発展させていきたいと思います。
将来的には、年に一度の取り組みにとどまらず、定期的に新作を発表し、「次はどの企業とクリエイターが作品をつくるのか」と楽しみにしていただける取り組みへ育てていくことが理想です。
- 本日は貴重なお話をありがとうございました。